世界一周ブログ

世界を旅した僕の「これまで」と「これから」の話。

やっほううぅうう!!ゆーたです!

ごめんなさい!新年から中米→南米→アフリカと、弾丸で回っていたのでブログ更新が滞ってしまいました。(T ^ T)

これからゆっくり更新していきたいと思いますので、もし良ければ、毎日の息抜きとして覗いてもらえると嬉しいです!

世界一周を終えて。
これまでとこれからの話。

今回は世界一周を終えた今、僕が思っていることを書いていきたいと思います。(ちょっと飛ばしてしまうのですが、許してくださいっ!)

34ヵ国。約6ヶ月、半年の世界一周が終わりました。

振り返れば、あっという間だった世界一周。

内定式に出席し、次の日の早朝に飛行機に乗った。ドタバタの中で始まった夢の世界一周は、まずは行き慣れたタイからスタートすることに。

カオサンの行き慣れた店に行き、久しぶりの海外の雰囲気を全身に感じた。

 

「これから始まるんやっ!」

 

胸が高鳴っていたのを、
あの感覚を今でも鮮明に覚えてる。

バンコクの赤十字で、予防接種を注文した。
看護師のおばちゃんに

ちょっと待って!俺ほんまに注射嫌いやねん!ほんまにゆっくり、ゆっくりお願い!!」

 

笑いながら「おっけい!」と言ってくれたおばちゃんの注射は、驚くほど痛くなかった。

 

インドでは、お世話になっていた旅団体「タビイク」の拓人さんとしゅしゅの結婚式に参加した。大好きな人達と、幸せすぎる時間を過ごせた。もうこれだけで、この道を選んで良かったと強く思った。


 

 

その後はウズベキスタンへ飛び、世界一周初めてとなる「ひとり旅」がスタートした。

 

 

青の街サマルカンドを中心に、行きたかった絶景を見て回った。

 

 

その後はずっと行きたかった「地獄の門」があるトルクメニスタンを訪れた。

 

 

真っ暗闇の中、何だかわからない鳴き声(ラクダだったらしい。)がこだまする砂漠を、2時間歩き続け、やっとの想いでたどり着いた。「うっわ!すごすぎる!絶景だーーー!」という気持ちと「たどり着いたーーーー!」という達成感でいっぱいだった。

 

 

その後は、アゼルバイジャン、ジョージア、トルコと陸路で移動した。

 

「ジョージア名物シュクメルリ」は、最初は「美味しい!!」と感じたが、
10分後には食ファイトと化すくらい味が濃い食べ物で、一回しか食べなかった。笑

 

トルコでは、カッパドキアで憧れだった気球に乗って朝日を拝んだ。

 

初めてのアフリカとなるエジプトでは、ガチガチに震えながら念願のピラミッドまで行ったのを覚えている。

 

 

再び戻ってきた東南アジアは、やっぱりとても落ち着く場所で。久しぶりに多くの人に囲まれる時間を過ごした。

 

 

タイのランタン祭り「コムローイ 」にも参加した。
5000個のランタンが一斉に夜空に放たれる光景は、まさに絶景そのものだった。

 

ヨーロッパでは、ロンドンで幼馴染と再開し、スペインのサクラダファミリアに圧倒され、念願だったドイツのクリスマスマーケットを堪能した。

 

 

2018年年越しは、「タイムズスクエア」で過ごした。

 

「世界で一番盛り上がる年越し」
土砂降りの中、大好きな仲間と一緒に14時間耐え抜いた先に見た年越しの瞬間は、間違いなく世界一の、最高の瞬間だった。

 

中米では、初めて経験するスペイン語文化に戸惑った。
キューバではクラシックカーが普通に街を走り、人々はWIFIを求めて公園に集結する。

「異文化」と言う言葉をこれほど感じた国は他になかった。

メキシコでは念願の「セノーテ」でダイビングをした。

透明度100メートルとまで言われるセノーテでのダイビングは、神秘的すぎる光景の連続だった。

南米では、念願だったウユニを始め、マチュピチュ、イグアスを訪れた。

絶景の連続だった南米。
そんな中でも、やっぱりウユニ塩湖は本当にすごすぎて、泣きそうになったのを覚えてる。

 

南米の最後に周ったパタゴニア地方。

「世界最南端の街ウシュアイア」では、日本中の人に手紙を書いて送った。

パタゴニアブランドで有名な「フィッツロイ」では、真夜中の道を5時間かけて歩き、朝日に照らされて、真っ赤に染まる姿を拝んだ。


帰り道を間違えて、毛虫がうじゃうじゃいる道を「うぎゃーーー!」「ぬわーーー!!」「きゃーーーーーーー!」と言いながら走りきった。

 

パタゴニアでの想い出は、世界一周の中で1番色濃く残っている。

 

最後の地、アフリカでは南アフリカからケニアまで、治安の悪さにビクビクしながら北上した。

南アフリカ・ケープタウンでは、テーブルマウンテンに登った。
絶景だったが、その後友達と喧嘩して離れた想い出の方が強く残っている。

ナミビアでは、レンタカーを借りて5泊6日の旅に出た。

アシカの大群を見たり、国立公園を自分達でドライブしたり、世界一美しいと言われるナミブ砂漠を見たりした。タイヤがパンクしたり、砂漠に突っ込んだりと大変だったが、アフリカで1番楽しかった。

ケニアでは念願の「マサイマラ国立公園」でサファリを体験した。

世界一周最後に、再びタイを訪れた。

始まりの時とは裏腹に、「寂しさ」を感じた。

旅を終えて。

周っている時は、毎日がとても濃いもので、

でも、振り返ってみると本当にあっというまで。

 

「もう旅はいいかな!」

帰国後はそう思うと思ってた。

でも、終わってみると、全然そんな感情は無くて、
なんなら「まだまだ旅したい!」と思う気持ちは強くなってて。

 

楽しいだけじゃなかった。

確かに「楽しい!」だけじゃなかった。
ウズベキスタンでは40度の熱が出て、よくわからない注射を打ってもらったが、それでも全然下がらなくて。初めて「死」を身近に感じた。

初めてのアフリカとなったエジプトでは、ピラミッドの前で「チケットを見せろ」と言われ、チケットを渡したら返してくれなくて。チケットをひらひらと見せながら挑発してくる黒人に「ええから返せや!」ってピラミッド中に響くくらい大きな声で、怒鳴ったのを覚えてる。

パラグアイでは、早朝に、パラグアイとブラジルのイミグレ(入国管理局?)を周ってくれるように交渉したタクシー運転手が、「イミグレが開くまでは待てない」と突然言い出し、英語とスペイン語で言い合いした。(結局お金を払った。)

ナミビアでは、レンタカーを運転してたら警察に止められ、高額の罰金を請求された。「賄賂を払えば許す」と言われ、しぶしぶ払った。

 

凶悪都市ダルエスサラムでは、渋滞の関係で夜に出歩く事になり、怯えながら道を歩いた。

美しい。だけじゃなかった。

「美しくない。」と思う景色もいっぱいあった。

世界中で物乞いをする人と出会った。物乞いをされ続けた。

そっと手を差し出して、「マネー」と言ってきた幼い女の子の顔が忘れられない。
震えながら紙コップを片手に座り続け「マネー」と言っている姿が忘れられない。

泣きたい時もいっぱいあった。
めちゃくちゃストレスを感じる瞬間がいっぱいあった。

優しさにふれた。

それでも旅を続けれたのは、
世界中で「優しさ。」にふれたからだと思う。

高熱で倒れてる僕を、「ゆーた大丈夫か!」とおかゆを運んできてくれたり、病院に送ってくれたり、毎日全力で看病してくれたゲストハウスのオーナー。

 

アゼルバイジャンで、予想外の場所に船が着き、街まで50キロほど歩かないといけなくなった時、途中で「乗ってく??」と拾ってくれたお姉さん。

レンタカーがパンクし、直し方がわからなくてオロオロしていたところを、「こうやってやるんや!」と汗だくになりながら手助けしてくれたお兄さん。

憧れがあった。

それでも旅を続けれたのは、
そこに行きたいと強く思う場所が、見てみたいと強く思う景色があったからだと思う。

 

「青の街シャウエン」は、思っていた以上に青々してて。人懐っこい猫がいっぱいいた。

 

「砂漠のオアシス」
男なら誰しもがロマンを感じるであろうこの言葉を、体現している場所があった。

 

マレーシアの「ペナン島」という街には、そこら中に壁画が描かれていて、出歩く人を楽しませていた。

 

ウユニ塩湖で出会ったブラジル人夫婦におすすめされ、弾丸で行ってきたブラジルのボニート。そこには、「天然水族館」と呼ばれるめちゃくちゃ透明度の高い川があり、大きな魚がうじゃうじゃいた。

 

「おもちゃ箱をひっくり返したような街」で有名なメキシコのグアナフォトは、本当に色とりどりのカラフルな街で。見ているだけで楽しくなってくる景色だった。

 

プロのカメラマンに撮ってもらった写真は、僕の想像を超えていて。
写真に写ってた「月明かりに照らされたウユニ塩湖」はとても幻想的だった。

仲間に恵まれた。

それでも旅を続けてこれたのは、
「仲間」に恵まれたからだと思う。

インドでは、大好きな人達と朝まで結婚式を祝い尽くした。

 

「地獄の門」では、暗闇の中、一人心細く野宿してた僕に声をかけてくれて、一緒に朝まで過ごしてくれたトルクメニスタン人がいた。

 

「ラプンツェル」のモデルとも言われているタイのコムローイでは、18人もの人が集まってくれた。

 

世界中、

 

 

色々な場所で、

 

 

色々な人に出会った。

 

 

色々な人と旅をした。

 

 

本当に楽しかった!本当に救われた!
感謝したい。みんな、ほんまにありがとう!!

僕は、旅が本当に好きなんだろうか。

旅は、良いことだけじゃなかった。
旅は、嫌なことだけじゃなかった。

「僕は、世界が、旅が本当に好きなんだろうか。」

世界一周中、何度も何度も自分に問いかけた言葉。

 

終わってみて思うのは、「好きだし嫌い」なんだと思う。

 

「好きだ!」って言えたらかっこいいんだろうけど、でも、やっぱり嫌いな部分はあるし。「嫌いだ!」って言うには、世界への愛が邪魔をする。

 

たぶん一重に語れないものなんやと思う。

 

大好きや!と思った次の瞬間、
大嫌い!になるくらい幅があるのが僕の旅やった。

 

矛盾だらけの答えやけど、それでええんやと思う。
言葉に出来ない感情があってもええんやと思う。

僕は世界が好きだ。
僕は世界が嫌いだ。


それでいい。

そして、
そんな感情を生む「旅」が、僕はひたすらに「面白い」と感じる。

 

だから、僕はこれからもきっと旅に出るんだと思う。

旅とこれまでと。

 

世界一周が終わった。
それと同時に、大学卒業後から始まったこの3年間の「ギャップイヤー」も終わろうとしている。

3年前。大学4年時に内定取得後、「自分お疲れ様っ!」的な感じで初めて経験したバックパッカー。そこには今までずっと行きたいと思ってた景色があって、これからにワクワクしてる人達がいっぱいいて。

 

「やりたいことが見つからない」と嘆き続けた就活を送った僕にとって、

 

「次はこの国に行く予定っ!」
「休学して留学するんだ!」
「ちょっと自分でこういう事やってこうと思う!」

 

出会った人達がキラキラしてて。眩しすぎる人たちがいて。

 

僕も留学や旅にずっと憧れを持っていて。
でも、お金や時間を言い訳に、ずっと挑戦してこなくて。

 

ビジネスではないが、それでも目の前には確かに「やりたい事」があって、「やりたい事」を見つけていて。また、そこから目を逸らそうとしてる自分がいて。

 

情けなかった。悔しかった。
色々な想いがわーーって爆発したのを覚えてる。

 

 

帰国後、もう一度冷静に考えた。
「休学」という手段は、学校のシステム上、手遅れだった。

 

新卒で入社し、3年後くらいにチャレンジをするか。
内定を断り、今チャレンジするか。

 

悩んだ末。選択したのは後者だった。

 

 

 

あれから3年。
憧れだった留学を経験し、ニューヨークにも住んでみた。旅人育成企画「タビイク」のスタッフとして旅人育成にも関わり、留学斡旋企画で1000人からひとり選ばれ、「留学生ブロガー」として、もう一度留学した。既卒として「新卒採用」を経験し、最後に世界一周にチャレンジした。

 

あの選択から始まった1つの物語が終わろうとしている。

 

憧れだった留学は、本当にしんどくて。
毎日自分の出来無ささが悔しくて、泣きそうになって勉強した。(いやもはや泣いてた。笑)

ふとしたきっかけから始まったニューヨーク滞在は、思っていたよりキラキラしたものじゃなくて、孤独との戦いで。

タビイクでは、旅に、海外にワクワクしてる人達のサポートをする事にとてもやりがいを感じた。

本気で挑んだプレゼンで、留学生ブロガーに選ばれた時は心が震えた。

人生2度目の就活は、決して順風満帆と言えるものではなく、「既卒」の肩書きは思ってたよりも重かった。それでも、誰でも無い、「就職をしない。」と言う選択をした自分の責任を果たす事を原動力にやりきった。

念願だった、夢だった「世界一周」をやり遂げた。本当に「夢が叶い続ける世界一周」だった。

 

 

良かったこともいっぱいあった。
しんどかった。つらかったこともいっぱいあった。

 

別に何か特別な能力が身に付いたわけでもない。
周りから見たら3年間、社会に出遅れただけかもしれない。

 

それでも、

 

自分の「やりたい!」と思った気持ちを大切に、
「やりたい!」を形にするために、行動し続けたこの3年間を、

 

僕は誇りに思う。

 

これからのこと。

これから僕は社会人になる。
1つの物語が終わり、また新たに1つの物語「社会人編」が始まる。

 

これも僕が「やりたい!」と思ったこと。

 

 

どうなるかなんてわからない。
でも、たぶん大丈夫だと思う。

 

あんなに、見てみたいと恋い焦がれていた景色も、手が届かないと思ってた夢も、一歩踏み出してしまえば、案外簡単なものだった。

先が見えない道の先には、ちゃんと道が繋がっていた。

 

大切なのはきっと、「自分の意思」。

 

自分の意思さえしっかり持てば、どんな未来も作り出せる。どんな道でも歩いていける。

 

出来ない理由じゃなくて、出来る方法を探そう。
「やりたい!」と思った気持ちを大切に生きていこう。

 

 

他の誰でもない、僕の人生なんだから。

 

 

そんな思いを胸に、この3年で得た大切な感覚を胸に、
これからも力強く、笑顔で生きていきたいと思う。

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